ながの移動販売つなぎ局

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🚚キッチンカーの活動が学術研究の対象に!


つなぎ局が展開する様々なキッチンカーの活動が、
長野県立大学健康発達学部食健康学科の学生さんによって、学術的な視点で研究対象となりました。

テーマは、「災害時の食支援」と「過疎地域の食環境づくり」。
日々の活動が、こうして研究の対象になるなんて…とても嬉しい出来事です。

🎓 研究のきっかけは「食支援ラボ」から


昨年、つなぎ局が開催した「災害時の食支援勉強会(現・食支援ラボ)」で
稲山貴代教授に栄養バランスについての講義をお願いしたことがきっかけでした。
その際、稲山先生から「学生の研究テーマとしても面白いのでは」とご提案いただき、
つなぎ局の災害支援や地域活動を題材にしていただくことになりました。
以来、食健康学科の3人の学生さんが毎回食支援ラボに参加してくれています。

🏕️ 災害時の食支援におけるキッチンカーの可能性


食健康学科4年生の不破愛菜さん。
能登半島地震の被災地で行った食支援活動や実動訓練で提供したメニューをもとに、
栄養成分や調理環境を分析することで、
キッチンカーが温かく栄養バランスの取れた食事を届ける手段として役立つ可能性を示唆し
提供体制の構築の必要性が今後の課題と位置づけました。
提供した食事が栄養成分ごとに数値化されていて、メニューを考える上でとても勉強になります。
不破さんの研究は、2025年の日本栄養改善学会学術大会のなかで、
100を超える研究発表の中から「若手学会発表賞」に選ばれました。

🏞️ 過疎地域での食環境づくりと地域の元気づくり


食健康学科4年の岩島愛鈴さん。
長野市戸隠地域などでのキッチンカー出店にあわせて、
何回も現地に出向きアンケートやヒアリング調査を実施してくれました。
飲食店や商店が減っていく中で、キッチンカーが食の選択肢や利便性を広げること、
そして地域の方々との「つなぎ役」が活動の継続に欠かせないことを検証していただきました。

📚研究成果をこれからの一歩に

「キッチンカーの機動力は、いろんな社会課題に活かせる」
そんな思いを胸に活動してきた私たちにとって、
今回の研究はとても心強い応援のように感じています。
これからも、キッチンカーがさまざまな場所で活躍できるように。
そして、それぞれの地域や被災地の暮らしに寄り添えるように。
一歩ずつ、前に進んでいきたいと思います。

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