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11月27日 第3回災害時の食支援勉強会開催しました

つなぎ局災害支援班プロジェクト「第3回災害時の食支援勉強会」を
11月27日(水)に長野ターミナル会館シェアキッチン「発車オーライ!」で開催し
キッチンカー事業者はじめ関係機関の方が16名参加しました。

今回のテーマ
1.フリーズドライ食品の有用性と調理例
2.災害クロスロードで災害対応を学ぶ

フリーズドライ食品は
「軽くて持ち運びやすい」「長期保存可能」「栄養成分の変化が少ない」
という3拍子揃った災害時にも大活躍しそうな食材。
須坂市に本社があるアスザックフーズ株式会社さんからご提供をいただいた数種類のフリーズドライ食品を
株式会社ロジェインターナショナルの安達さんに美味しく調理していただきました。

参加者のみなさんからは
「調理されると見た目も味もフリーズドライ食材か生の食材か全くわからない」
「細かい食材が多いので、メイン食材の補助食材として実用的」
「特にスープには大いに活用できる」
といった感想が寄せられました。
加熱による栄養成分の変化や、調理例をもっと知りたい、など
料理のプロの皆さんならではのご意見もありました。
普段の営業でも取り入れていたら、いざという時も使いやすいですね。
アスザックフーズ株式会社様には、2月の輪島市でのキッチンカー食支援に引き続きご協力をいただき誠にありがとうございました。

「災害クロスロード」は、ゲーム形式で災害時の状況を考えることで
参加者が災害時の対応を自らの問題として考え、
自分とは異なる意見・価値観の存在に気づくことを目的に考えられた教材です。
講師は長野県NPOセンター事務局次長の古越さん。
例えば、こんな問いの場合。
「1週間前に伊那谷で大きな地震が発生。
 被災地では、深刻な食糧不足となっている。
 県から、下伊那郡天龍村の避難所に行って食事の支援をして欲しいと打診があった。
 あなたは支援に行く?行かない?」
参加者はYesかNoで答えます。
キッチンカーで災害支援に駆け付ける際、やみくもにはいけない。
色んな情報が必要。
だけどこの問いの内容だけでどう判断するか、
Yesの人の考え方もわかるし、Noの人の考え方もわかる。
大事なのはなぜその判断をしたか、そして他の参加者の異なる価値観を知ることなのです。
正解は一つではない災害対応の現場。
それぞれが「考える」ことが大事なことなんだと改めて感じました。


今回も多くの気づきがあった勉強会でした。
引き続き多くのキッチンカーさんに興味を持っていただけるよう工夫していきます!

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